大分でも話題!「パラトライアスロン」
大分に車椅子マラソンを観にいったけれども、やはりこの話題をしないわけにいかなかった。

2009年・石垣で日本人ではじめて「パラトライアスロン」が開催され、出場したのは、廣道純(38歳・T53/8位)だった。
T53クラスはT54よりも障害が重いが、誰よりも尖っていたい廣道は、誰よりも先にこの競技に挑戦してみたかったに違いない。トライアスロンでは現状もっとも重いTRI1クラスになるのでは?とも想像する。遅ればせながら、石垣での感想を聞いてみた。

「3種目のそれぞれの垣根を超えた、文字通りバリアのない大会だった。老若男女が同じ時間、同じ場所で同じスポーツを楽しめる大会に、日本で初めて車いすでの参加が認められ、とても嬉しく思いました。
スイムはみんなより先にスタートし、バイク(ハンドサイクル)で抜かれ、ラン(車椅子レーサー)で抜き返す。健常者との争いが新鮮な感じで、とても気持ち良かったです。一人だけの参加という事で、クラス優勝とせず、総合で312位/1200人中としてくれたのもアスリートとしては嬉しかったですね。」
とのこと。機会があったらまた挑戦したい、とも。

廣道のコメントを聞いて思った。「パラトライアスロン」がパラリンピックの種目として確立することは大きなことだが、これまでのように、一般の大会に幅広い障害のあるアスリートが参加できるよう考えていくことも非常に大切だ。勝つためのワイルドカード的な要素がパラトライアスロンにはあるが、多くの挑戦者を受け入れることができるかもしれない。スポーツと人類の成し遂げる価値のある未来の姿に近づけるかもしれない。挑戦を評価するスポーツだからこそ、できると感じる。この廣道のコメントを忘れてはいけない。

副島正純選手
そして、今回の大分で、パラトライアスロンで応援したい選手が増えた。ロンドンパラリンピック4位の車椅子ランナー・副島正純選手(42歳・T54/7位、ロンドンでは4位)だ。
d0230639_21275379.jpg

「もともと、アイアンマンに出たいと思っていたんです。障害者もたくさん出場しているから、ロンドンが終わったらやろうと考えていました。パラトライアスロンは僕にとっては距離が短かい。トライアスロンへの挑戦の一つとして、リオをめざしてみたいと考えている。」
副島選手は、来年6月の五島トライアスロンに参加するため、1月よりトレーニングを始めるという。

また、日本でのパラトライアスロンは来年5月の横浜。世界シリーズはその前後で始まり、今年同様に、各地でのパラトライアスロンが開催される。リオをめざすかどうかを決めるためにも重要な機会となるだろう。

このほか、東京アイランドシリーズの新島・大島での大会では、日本で最初の視覚障害のガイドとなった金城雅夫氏がオフィシャルメカニックをしていることもあり、障害のあるアスリートの参加促進ができればと、可能性を模索している。

<参考>
■五島長崎トライアスロン
http://gototri.com/

■世界トライアスロンシリーズ横浜
http://yokohamatriathlon.jp/wcs/index.html

■東京アイランドシリーズ
http://www.mspo.jp/island/index.php



沖縄で、車椅子マラソンの練習はどうでしょう?!

石垣のパラトライアスロンの運営に関わった沖縄の下地隆之さんは、車椅子マラソンを指導しているが、もともとトライアスロンをされていたよう。
大分の「さかなや道場」で、沖縄組と夕食したときの話題の3分の1はトライアスロンの可能性を探る意見交換になった。城間だけでなく、岡山の木山由加(28歳・T52/ハーフ6連覇)にもトライアスロンを薦めていた。

ところで、この下地さんの担当する、「車いすマラソン競技スキルアップセミナー」が12月に宜野湾市で行なわれる。なんと、洞ノ上選手が講師! そして、2日間の車椅子レースの講習の翌日、ぎのわん車椅子マラソンも行なわれる。

ランを車椅子レーサーで参加する選手のための基礎トレーニングとして、12月、沖縄での「車いすマラソン競技スキルアップセミナー」に参加してはどうだろうか? 

そして、ついでに出れるものかどうかわかりませんが・・スキルアップセミナーでの練習後、ハーフマラソンに出場はどうでしょう?(甘い?・・汗。)

車いすマラソン競技スキルアップセミナー(12月7〜8日)
http://9srk.jp/jyouhou/topics_121207/index.html

第24回 ぎのわん車いすマラソン大会(12月9日)
http://www.marathon-fan.com/cms/event/461/
[PR]
by sasanoel | 2012-11-02 21:03 | トライアスロン
<< ネットワークビジネスの犠牲者?... 大分2012 >>


被災者も非被災者もともに平和で楽しく暮らせる社会をめざして。2011.03.11 ご連絡、記事についてのお問い合わせ、取材依頼は筆者までメールで。sasanoel@gmail.com
by sasanoel
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
カテゴリ
全体
横浜
東北
スポーツの前後左右
ボランティア
取材ノート
記事リンク
東京
ヒロシから
動物
福島
作品から
記者会見から
反原発
トライアスロン
TOKYO2020
ササノエルカフェ
以前の記事
2016年 02月
2016年 01月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 05月
2014年 10月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 03月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
リンク
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧