カテゴリ:ボランティア( 10 )
ボランティア作業のミスマッチ?
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石巻市不動町でドブ掃除をするボランティアの一群があった。1カ所に多くの人々が群がって作業していた。しかし、その作業は近くの避難所によりストップがかけられた。理由は、一部のドブ掃除をすることにより水がそこだけ流れることで、泥の溜まったところの水が対流し、流れなくなる。滞留した水は腐臭を放ち、ボウフラを繁殖させ、蚊の発生を促すことになるということだ。

ボランティアセンターへ地元住民からの依頼で持ちかけられた作業だったようだ。一カ所のドブ掃除に、多くのボランティアが派遣されていた。しかし確かに、水路の仕組みや役割を考えれば、地域全体を掃除する必要があるだろう。

依頼者もうけるボランティア側も、情報の吟味をていねいにしていく必要があるのではないだろうか。
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by sasanoel | 2011-07-26 17:35 | ボランティア
ヴアテマラからも
5月21日(土)。非番のボランティア、マルティンさん。中央商店街で。
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中国の温家宝主将と韓国のイ・ミョンバク大統領が被災地をお見舞いしてくれた。パンダのぬいぐるみやウチワをプレゼントしたり、SMAPにも会い被災者を励ます一方で、両国ともに福島・茨城産の食品の輸入を中止した。
どんなに取り繕っても、地震大国日本に原子力(=核)を選択してきた罪は取り返しがつかない。国民の生活に原子力をなくてはならないものにすることで、一企業と政権の薄っぺらな安定が計られ、そこに深く浸かってしまった日本人。電力の安定供給で安定させたかったのは政権と企業の共通利益だったのかと思い知らされる。
バブルと、陸軍広報をうけつぐ企業による宣伝文化も手伝ってピークを迎えた日本のいびつな平和の時代は終わっていくだろうか。終わらないにしても、もう、気づかなくてはいけないのではないだろうか。

ヴアテマラからきた、ピースボート所属のボランティアのマルティンさん。復興していく石巻を絵にしようと、テントの中で描き始めたのだが、今日は石巻駅に近い商店街の一角にカンバスを張り、ここで道行く人とコミュニケーションしながら描くことにしたらしい。

マルティンさんの他の写真
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by sasanoel | 2011-05-21 08:44 | ボランティア
ゆめ風基金ほか
支援をどこにしたらよいか。義援金をどこに送ればいいのか。
そろそろ、再度、支援先のお金の使い道をえらんでいい時期だと思う。過日、友人からこの名前をきいて、少し前から、「ゆめ風基金」を義援金のリンク先にしている。

また、「緊急災害時動物救援本部(ペット) 」「石巻動物救護センター」など、被災地の動物支援もある。

議論より実行、と、とにかく信頼できそうなところへの振り込みをしてきたという人が多いことと思う。一時期は、義援金詐欺なども起きてしまい、情報の混乱もあった。

「顔の見える人々への直接支援を」と考える団体もあった。

被災地の方はこの震災で行政からのフォーマルな支援と、NPOや個人からのインフォーマルの支援を体験したと思う。
フォーマルの対応では不平等にならないための配慮が大きすぎて身動きがとれない。一方、インフォーマル(ボランティアや個人)の支援はむしろそういう時に発揮される。
物資や炊きだしのボランティアを行う。臨機応変に、情報を発信できない人を探して助けようとする。津波当日は、2階が無事だったところでは、避難する人々を自宅に呼び寄せ、身体をあたためあったという。自衛隊が引き上げてしまっても、お世話になった人の遺体を探し続ける。
期限がきたから、対価の賃金を払えないからといって、やめるわけにいかない人々が、いつでも、どこにでもいると思う。

どちらがというのは役割の違いで、被災した人々にとっては必要であることに変わりないが、とかく悪者にされてしまうフォーマルサポート(行政)については、地震後、役所機能も被災しており、障害者や病気の人であっても特別に手をさしのべることができなかった、というほど厳しい状況にあったようだ。

いずれにしても、そんなふうに支援する人々の存在により、最近は石巻の人々も落ちついてきているのを感じる。

さらに、現在は、支援物資の余剰や、受け取り拒否などの問題も発生している。
被災地の状況にあわせた支援と同時に、支援する側も、支援先を長期的に支援できるような、被災地とのつきあいを考えてみてはどうだろうか。
同時に、まだ物資の行き届いていない被災地、被災者の把握などには、まだまだフォーマル、インフォーマルのサポートが必要だ。
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by sasanoel | 2011-05-15 12:45 | ボランティア
宮城県災害対策VCのHPで「バスパック」を募集!
石巻専修大学VCの情報を観に行ったら、宮城県災害対策VCのなかに統合されていた。
先日、ここ(石巻VC)を訪れたときスタッフの小松さんが、「ボランティアには自己完結した活動をお願いしたい」と言っていたのを思い出す。

宮城県VCでは、「バスパック」を募集している。つまり、現地作業を地元で組織してボランティア保険も地元で入ってきてもらい、各地のVCに申し込み、現地の指示にしたがって、泥だし、家具撤去、清掃作業にあたってもらおうというものだ。

概念から申し込みフォーム、マニュアルまで

石巻専修大学のVCでは、引き続き、単身・日帰りも可能なボランティアのための無料シャトルバスを用意している。応募が多いので、状況確認が必要かもしれない。シャトルバスを利用しなくても、高速バス(1日22便)で石巻へ行くこともできるが、いずれにしても、登録が必要になるので、ボランティアセンターへ行く事をおすすめする。海外から来ているボランティアも多い。
ボランティアガイドブックも同サイトに掲載されている。パスパックのマニュアルは、「水害作業マニュアル」。ここまで至れり尽くせりにしているのは、被災者に高い配慮のあるボランティアを募集したいからだろうと思う。
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by sasanoel | 2011-04-09 05:02 | ボランティア
「被災地への支援、見える相手に届けたい」
週4日の夜勤と昼間の職業訓練でお世話になっている、知的障害のグループホーム(横浜市)で、宮城への支援を始めることになった。
利用者たちが協力して売ったバレンタインのチョコレートの売り上げを元手に「公的な義援金への寄付するのではなく、目に見える相手を助けたい」という主旨で、被災地の支援をしようということだ。
物資の調達や仕分け作業、梱包準備などを、障害のあるメンバーが目標や責任をもってボランティア活動するためだろう。彼らの仕事の目標として、誰かの役に立つことが明確にわかることが重要なのだろう。運営者は教師だから、支援の機会を教育と位置づけているようだ。

「佐々木さんと木村さんのためにみんな頑張っていますよ!」と連絡をうけて、焦った。
助けるのは被災した人であり、見える相手を支援すると言っても、事実と違ってしまうのは困る。木村さんというのは、同僚のアルバイト職員さんで、ご家族が石巻市渡波(わたのは)で被災し、住宅で不自由な生活を送っている。いずれにしても、被災地の人への支援の力としていかなくては。

代表の箕輪さんに電話をかけると、「そもそも佐々木さんのメールが引き金になっているんですよ」という。
「災害について支援のアイデアを!」という箕輪さんからMLへのメッセージがあったので、石巻と横浜を行き来し、自分の目でみた避難所や、専修大でのボランティア受け入れの状況など伝えていた。そこに、箕輪さんや彼女の娘さんが応じてくれ、職員の被災した家族・親戚のための支援を、ということになった。
気仙沼にいるホーム関係者には、少し前に衣類などの物資を送っていた。そこでは、そこそこ足りてきているというので、石巻へもということらしい。

現地へボランティアが行くことも躊躇されるほど、大きな傷を負った被災地。でも、真剣に考え、現地のニーズを慎重に確認して対話すれば、できる支援はあるように思う。何が支援になるか、ならないかは、これまでの震災のデータからではなく、「今、この震災を考えること」に答えがあるように感じる。

メールに反応していただいて、考えていただいたことに感謝します。
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by sasanoel | 2011-04-07 23:31 | ボランティア
「被災者には悪いけど、人を助けられると思うとワクワクします」
26日夜、仙台に戻る。明日の朝、東京行きの高速バスで横浜へ戻る。
駅前のビルや道路は倒壊などはなく、夜の街は一見震災前と変わらないようにも見えるが、ビルの中の壁は崩れ、ほとんどのエレベーターが使えない。

幸いなことに、ネットカフェに個室がとれたことは前に書いた。
食事をしようと思ったが、コンビニ、ファーストフード店は休業している。営業していたのは牛タン屋だった。ネットカフェに近い店に入り、2人がけのカウンター席に通してもらった。店は混んでいた。当然ながらメニューには仙台名物・牛タン定食があり、被災地ではやっとお弁当が届いたと喜んでいた状況なのに、申し訳ないと思いつつ注文した。

被災地から離れた仙台駅前の街は、過去からの時間の経過のなかにある。
一方、石巻の被災地は、異空間だった。

泥の中を歩いたり、多少の距離を移動したり、トイレがなかったりするのは覚悟で来たが、疲れを感じることがなかったのは、石巻の親戚が、津波に遭い、傷ついて、疲れた中で、必死で生きようとしている姿を目の当たりにしたからだった。
ほっと一息ついたとき、アタマのなかに皆の顔がうかんで、涙がでた。
一人になり、1日を振り返ろうとしたとき、隣りの席で食事をしていたKさんに話しかけられ、我にかえった。

Kさんは、SONIY関連のセキュリティ会社に所属。多賀城にあるソニービルに災害支援に来ていたボランティアだ。もと警察官だったKさんは、転職して災害対策などの部署にいたが、非常事態に備える平時は出番がない。

ーー疲れてない?
「被災した人には申し訳ないけど、自分にできることがあると思うと、人を助けられると思うと、ワクワクします」
Kさんはいう。
東京から多賀城の被災地へはボランティアが何人か来て一緒に働いている。1週間くらいすると、精神的につかれてしまうボランティアもいるという。自衛官や警察の中には当たり前の仕事でも、一般企業のサラリーマンにとっては慣れない、特別な任務にちがいない。でもKさんのキャリアからすると、不思議はない。

多賀城のソニービルでは、窓の正面から津波が襲ってくるのが見えたのだそうだ。上の階に非難した従業員全員が助かった。また、地元の人々も頼ってきてくれ、助かっているようだ。
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by sasanoel | 2011-03-27 12:19 | ボランティア
ニーズはいろいろ
ボランティアの募集状況は地域ごと、避難所ごとに違う。どこで、誰が、どんなボランティアを募集しているか以下のサイトで確認できる。

東日本大震災(東北地方太平洋沖地震) 「災害ボランティア情報」まとめサイト


<非被災地>
神奈川県/被災者受入れホームステイボランティア(3月21日)
横浜市西区支援物資仕分けボランティア(3月20日)

<被災地>
介護ボランティア募集 石巻市「避難所へ直接来て」(3月15日)

<政府>
厚労省、被災施設に介護職員など派遣へ−実態把握を開始(3月16日)
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by sasanoel | 2011-03-21 14:25 | ボランティア
妊婦さんのホームスティを提案
被災された子連れ世帯、および妊婦さんのいる世帯と受け入れる家庭(臨時ホームステイ)を案内しています。
http://www.pekindekosodate.com/

ホームスティを受け入れようという妊婦さんが登録できます!妊婦さんどうし、つながりがもてれば心強いですね!
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by sasanoel | 2011-03-21 14:08 | ボランティア
インフォーマルな視点を新たに・・
なにかボランティアをしたいという人が多いが、今は専門のスキルがないと難しいという。
しかし現地へ行き、何かをしたい、という気持ちがある。私もその一人だ。
あらゆる角度から、支援を検討してみる必要があると思う。

阪神大震災を経験した人、医療の専門の人などさまざまな専門の視点があるが、今回は過去の規模を大きく超える災害である。これまでの経験や視点からではない新たなものが必要だろう。わからなければ、新たに必要なことを必死に探すことだろう。

自分がこれだけはできることがあるなら、インフォーマルで行っていいんじゃないかと思う。
でも、安全にサポートを行うためにも、できれば法人や団体で役割分担や意見調整をすることが望ましいように思う。

ここ(横浜)でできることもある。
被災者の受け入れ状態がどうなっているかの把握や、受け入れてくれる人たちの支援、そしてそれらの情報を把握していることも重要だと思う。


<現地へのインフォーマルな支援の情報>
関西でガソリンスタンドを経営しているおじさんが、油を積んで、軽トラックで被災地へ行った。

ホームレスの支援のネットワークは、被災者でホームレスとなった人々の支援を淡々としている。
「ハウスレスをホームレスにしないために」という先日きいた授業での言葉が耳に残る・・。

寿町で精神科のクリニックにも勤務している関谷先生のブログでは、情報提供が行われている。
 →ブログの紹介で、介護福祉士のボランティア登録が始まっている。(フォーマルなニーズにつながっている例)

炊き出しラーメン(ブログ)のボランティアは盛況らしい。
http://bushimoriya.naganoblog.jp/e691087.html

・千葉県のラーメン店店主4人が宮城県気仙沼市でラーメン約810食を無料で提供して、戻ってきた。(18、19日、 asahi.com)
http://mytown.asahi.com/areanews/chiba/TKY201103200296.html

吉野屋も1日1000食を被災地に無償提供している。



問題は、あなた(わたし)はどう考えるか、だ。何かできることが本当にあるのか。
ただみんながこうしているからということでなく、自分と相手に意味のあることを考えることだと思う。
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by sasanoel | 2011-03-21 12:08 | ボランティア
義援金の送り先
横浜市 東北地方太平洋沖地震募金
横浜市でも義援金を受け付けている。

義援金・募金・寄付できるサイトまとめ

たくさんある。もし寄付先に迷われているとしたら、日本赤十字社かCivic force、国境なき医師団がすでに被災地で活動を行っているとのこともある。
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by sasanoel | 2011-03-20 14:49 | ボランティア


被災者も非被災者もともに平和で楽しく暮らせる社会をめざして。2011.03.11 ご連絡、記事についてのお問い合わせ、取材依頼は筆者までメールで。sasanoel@gmail.com
by sasanoel
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