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女川、浦宿地区
From: Onagawa Town Miyagi, Japan
Date:April 30, 2011
Subject:HIROSI@txdHIROSI

経過報告28

壊滅的な被害にあった女川町の中で比較的被害の少ない浦宿地区に来ました。
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by sasanoel | 2011-04-30 20:10 | ヒロシから
石巻市復興計画、基本方針
石巻市で27日、「石巻市震災復興推進本部 第1回会議」が行われ、復旧・復興に向け震災復興基本方針がまとめられた。

石巻市震災復興推進本部(市HP資料、PDF)
http://www.city.ishinomaki.lg.jp/hishokoho/koukai/chogikansei22_3_2_2.jsp

基本理念は3つ。
1,災害に強いまちづくり
2,産業・経済の再生
3,絆と協働による共鳴社会の構築

計画期間は3期を設定している。
復旧期;3年(平成25年まで)
再生期:7年(平成29年まで)
復興期:10年(平成33年まで)


理念の主旨1の「 災害に強いまちづくり」で、
石巻は全市民の8割が被災し、電気・水道・ガスなどのライフラインが絶たれたことを教訓に、単なる「復旧」にとどまらず、防災基準、体制を抜本的に見直し、災害に強いまちを念頭に、新たな視点での都市デザインを行う。とある。

「単なる復旧ではなく防災基準、体制を抜本的に見直し、災害に強いまちを念頭に、新たな視点での都市デザイン」というところだが、やはり、『新たな視点』とあるところをどうしていくかが課題のひとつで、ここにさまざまな角度から人が関わり、意見できる可能性を感じる。

実際には、いままだライフラインが復旧していないので、とりあえずの復旧が急ピッチで行われているのが現実だが、前回このブログでも、塩野七海さんの「わたしの復興計画」より「海に浮かぶ都・ヴェネツィアに学べ」を取り上げたけれども、そうした時間も空間も人種も超えた先人の歴史がアイデアになることもあると思う。ぜひ、美しく、新しい石巻へ、地元の人々の想いを導いて欲しいし、他県の注目を集めるような復興を遂げて欲しい。

復興対象地域としては、とくに甚大な被害のあった地域であるほど、新たなまちづくりを考えた復興を目指す地域と位置づけられている。

理念の主旨2の「産業・経済」については、
「紙・パルプ製造業、飼肥料製造業、合板製造業及び食を支える重要産業である農林水産業が壊滅的被害をうけ、今後は産業の連携・融合も含めたあり方を検討、地域資源を生かした産業基盤づくりを計る・・・」とある。
ここではどんな議論がなされたのか?文面からはよくわからない。

理念の主旨3の「絆と協働」については、そのとおりと思う。具体的な計画がどうなっているのか見守っていくことと思う。

また、この基本方針の担い手として、主体を市民一人ひとりが主体となり、フォーマル(行政/国・県・市)、インフォーマル(企業、 NPO)の協働を想定している。また、自助努力だけで復興をなしえることは不可能で、国や県に対し、復興金の交付などの財政措置、特別立法の制定などを要請していく。
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by sasanoel | 2011-04-29 10:02 | 東北
お花見へ
また今日、夕方から石巻へ出発する。今回は、パラフォトのメンバーを伴い、地元の方のお花見の記録、取材のお手伝い。このお花見は、石巻出身の東京のサラリーマン雁部さん。お花見は、石巻の桜の名所・日和山公園。

【お花見の概要】
日 時 平成23年5月1日(日)10時から飲食物提供予定(16時閉会予定)
場 所 石巻市日和山公園(上部エリア)
参加費 無料
地酒の振る舞いがあるそうです。

主催者の呼びかけ

地元の方に多く参加していただいて、美しい桜に心を休ませていただけたらと思います。また、当日は、パラフォトのメンバー(カメラマン、ジャーナリスト現在4名)が取材と記録でお邪魔します。ご協力いただけましたらさいわいです。媒体がメンバーのブログ以外にはまだ決まっていませんが、リリースをしつつ、注目をしていけたらと思っています。

<石巻の記事>
話題は変わって。
昨日、4月28日(木)、大川小学校での合同慰霊祭が行われた。この日は震災から四十九日に当たる。
河北新聞と朝日新聞の記事を紹介しておく。

「娘よ…この日に会えた 四十九日の供養直後に発見」(朝日新聞:2011年4月29日5時0分 全2ページ)
http://www.asahi.com/national/update/0429/TKY201104280772.html

「84枚笑顔の写真 石巻・大川小で合同供養式」(河北新報2011年04月29日金曜日)
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20110429_27.htm
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by sasanoel | 2011-04-29 09:15 | 取材ノート
被災地観光について
被災地の惨状を学ぶために、多くの人が被災地を訪れている。
ボランティアで泥だしをしている人たちの中にも、被災者を助けたいという気持ちと同時に、被災の状況や体験した人に学びたいという気持ちがあることだろう。しかし被災地観光(学習?)には実際、被災地の人々の感情を傷つける誤解や現実があることを考えなくてはならないと思う。

昨夜、そのことを話し合っている会議の場に遭遇した。勤務先の知的障害のグループホームで、また被災地支援行く時に何をしたらいいかという会議だ。その中で、「悲惨さを体験する希望者を募って被災地へ行く」ことについて、利用者に誤解が生じているということだ。どの部分が誤解なのかどうか、わからないが、どうやら、キチンとコンセプトが決まっていない中での情報管理に問題があったようだ。

被災地観光そのものについて、教育目的をいけないということは言えないのではと思う。しかし、実際、被災地へ行き、惨状を目の当たりにしてきた自分が思うことは、やはりそこには当然、被災者がいるということだ。見物(見学と言葉を変えても)目的ととられ、被災者を傷つけたり、誤解を生じたりのことがあるということだ。

被災現場に行く人の中には、いろいろあると思う。そしてそこにいる目的は、はっきりと、違っている。
まず、被災地にはまだ家族の遺体を探している人や、瓦礫の中から探し物をしている被災者もいる。
つぎにそこに何らかの縁があって、他県から訪れる(帰省する)人もいる。

かと思うと、めずらしいからと被災地を訪れている人々もいる。彼らは、大きく倒壊した景色や、見ず知らずの人の家の前で自分たちの記念写真を撮影をしているという。
さらに、先日発覚した北海道の28歳男性は趣味目的で避難所に侵入し、寝ている人をビデオで撮影したというプライバシー侵害もある。(実際、避難所の状況をかなり把握しなければ避難所への侵入は難しいと思うが・・。避難所では防犯体制がキチンとできているわけではなく、治安が悪いと言われている。原因がこうしたことかもしれない。)

被災者も今はだんだんと日常を取り戻しつつある中で、さまざまな人が訪れることについては、被災地なりに理解もでてきたのではと思う。
そうした中で、被災地外の人が、東北の長い復興を支援するために、見学目的でそこを訪れるのは、必要だと私は思っている。でも、その意志は個人的なものだと思うので、連れ立っていくことが被災地の人々に理解されるか、わからない。誤解もあると思うし、おすすめできない。

GWに集団学習的に団体で被災地に学ぶことを考えるなら、営業を再開した松島の旅館などへ宿泊に行ったりするのはどうだろうか。お花見などの場に、準備や片付け、炊き出しなどに行くのはどうだろうか。それにしても、車で被災地へ入ることは渋滞を引き起こし、緊急車両の通行の妨げになるので控えるようにということが言われている。実際、三陸道は1車線になっていたり、路面状態により50〜80キロの速度規制となっている。

日々変わる被災地のニーズに対して、県外で支援や関わりを考える人々も右往左往していることと思う。先日このブログでも、従兄のヒロシが衣類の寄付が多すぎるため、他の避難所でも受け取りを拒否されたということを伝えた。送ってくれた人の気持ちを大事にしたいと考えた結果、支援物資として海外へ送ることにした。

余剰な古着を避難所から買い取るという支援があってもいいのかもしれない。

と、「被災地観光」から話がずれてしまったが・・、復興支援には、現場の状況を把握することも大事だが、それより前に、支援者側のモチベーションによる支援のためのコンセプトメーキングが必要で、それがないと、何をしたらいいのかと、右往左往してしまうかのもしれない。
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by sasanoel | 2011-04-28 06:58 | 取材ノート
女川原発立ち入り調査きょうの記事
※この記事はまだ書きかけです。

宮城県知事ら原発を立ち入り調査 異例、現状確認のため(共同通信2011年04月26日 11:22)
http://www.gifu-np.co.jp/news/zenkoku/science/CO20110426010003111122602A.shtml

女川2、3号機 7日の余震、基準地震動上回る(河北新聞2011年04月26日火曜日)
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110426t13010.htm

宮城知事、「女川再稼働容認できず」きょう立ち入り同行(河北通信2011年04月26日火曜日)
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110426t11029.htm
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by sasanoel | 2011-04-26 14:22 | 記事リンク
動物救援活動
石巻にも、蛇田地区を拠点に動物救護の活動が展開されていました。
ボランティアも募集しています。
http://tohoku-arc.com/ishinomaki/

「ニーズリスト」には、必要なものが細かく掲載されていて、それ以外は足りているということでやり取りが進んでいます。
もう、災害直後の物不足の時期は解消していて、この拠点に限らず、被災地と支援する側で物資に関するズレがでている中で、濃やかにネットを活用し、細く長く支援を求めています。
この濃やかさが、大切だろうと思われます。
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by sasanoel | 2011-04-25 23:55 | 動物
衣類の仕分け、海外へ発送することに
経過報告27

To:ササノエル@gmail.com
Date:2011年4月24日23:03
Subject:明友館避難所 ヒロシより
From:softbank.ne.jp

明友館前の朝の冠水の様子
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あたたかい善意の物質。メッセージなども多く添えられ、涙する事さえあります。
みんなの気持ちが沢山詰まった支援物質なのですが、最近衣類に関しては我々が行なっている配給活動でも
受け取っていただける施設はほとんどありません。
原因は、サイズが合わない事、中古品で有る事が考えられます。明友館避難所でも、あまりにも多すぎる中古衣料に正直手を焼いています。

その対応策として、海外への援助物質として再発送する事に決まり、今日新潟のボランティアの方にワゴン車一台分引き取って頂きました。
残念ですが、処分するより 良いと思いそうしました。
なんとなく残念です・・・。
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by sasanoel | 2011-04-25 07:28 | ヒロシから
門脇へ
父と昨夜9時に待ち合わせて、横浜から、東北道へ一路、マイカーで石巻へ。

出だしは順調。三陸道が通れるようになっており、速度制限(80キロ、50キロなど路面の状態にあわせて)があったが到着が朝の5時と早かった。叔父のいる2階へ行こうということだったが、あまり早いと起こしてしまうので、父がみたいという場所を見に行った。

門脇。冠水した水の中を進む。このあたりになじみのある父は、瓦礫の山に目を見張っていた。もちろん、わたしもだ。
ここはほとんどの家の機能を残さずに破壊され、ボランティアが片付けに入ることもできない場所である。震災の翌日から、車道の瓦礫を取り除く以外は、たぶんそのままの瓦礫が続いている。

地震と津波から1ヶ月以上経ったいまも、倒壊した家々の前で、数名の人が家族を捜索している。その一人と目が合う。カメラをそっと隠す。

海にさらわれたのかもしれないと岸壁には数本のユリの花が河口に向けて備えられている。

雨の日曜日の早朝、こんな悲しい場所に他県からも人や車が訪れるのは、縁あってのことであるけれども住民からすれば心ない訪問者である。すまなくおもわれた。
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by sasanoel | 2011-04-23 21:49 | 取材ノート
4月22日(金)、石巻(周辺)のニュース
5度目の石巻は、父とクルマで行くことに。
現地ではガソリン問題が解消したことで、渋滞があるし、バスや電車を乗り継いで行ったほうがいろいろと楽しそうなのだけど・・、父の気のらくな方法で行こうと。

珍道中になりそう。

さて、アメリカの TIME誌の「今年の100人」に、志津川病院の医師と南相馬市の市長さんが選ばれた。

医師・菅野武さん(31)の記事(南三陸町志津川病院)の記事
『宮城の菅野医師「目の前の人助けただけ」』(共同通信2011年4月22日11時28分)
http://219.122.3.3/general/news/f-gn-tp0-20110422-764805.html

TIME誌では、「世界で最も影響力のある100人」を選んだ。その中に、志津川病院の菅野医師と、南相馬市の桜井勝延市長が選ばれた。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110422/t10015482131000.html

先週、タクシーの運転手さんが志津川の方だった。
ご家族に亡くなった方がたくさんいらっしゃる中で、お仕事をされていた。

以下、今日のニュース。
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by sasanoel | 2011-04-22 12:07 | 記事リンク
「負けるな子供たち!皆が守ってくれる 」
経過報告26

To:ササノエル@gmail.com
Date:2011年4月21日23:20
Subject:お疲れ様です ヒロシ
From:softbank.ne.jp

徐々に日常。
石巻では、今日から学校が始まるところが多く、駅前周辺でも久しぶりに学生の姿が多くみられました。
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不安が先行する新学期のスタートですが、我々大人達から見る学生服の姿は、未来の石巻市を担う頼もしささえ感じられ、改めてその親として立派に育てる義務があるのだと感じました。

避難所になっている 教室も多く、未だ通常の授業スタートの目処が付かない学校も少なくありません。
この悲惨な震災の経験ですが、良くも悪くも子供たちの将来に大きな経験として、プラスの要因となる事を心から願います。
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by sasanoel | 2011-04-22 11:26 | ヒロシから


被災者も非被災者もともに平和で楽しく暮らせる社会をめざして。2011.03.11 ご連絡、記事についてのお問い合わせ、取材依頼は筆者までメールで。sasanoel@gmail.com
by sasanoel
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