日和山でお花見。地元の人を集めて震災後初!
2時46分の黙祷にあらためて涙する参加者
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標高56mの高台にあり、大きな被害をうけた旧北上川、石巻港と石巻の町並みが見渡せる日和山は、桜の名所として江戸時代から親しまれていた。しかし、震災後は誰一人、ここでお花見をしようという人はいない。
「なくなった街を眺めて、お酒をのんで騒ぐ気分にはならないなぁ」というのが、大半の人のムードだ。

そんな自粛ムードを心配して、石巻では声を上げにくいならと、地元出身で現在は東京在住のサラリーマン、雁部さんが、「いつもやっていることを、今年もやろう。元気のある人から、日常を取り戻そう。」と、地元企業や被災地の人々に呼びかけ、5月1日(日)お花見を開催した。

雨もふる中、ラジオの放送やミクシー、ツイッターの書き込みをみて集まった人々は、当初わずかだったが、境内を歩き、「お酒ありますよ、お花見しましょう!」と、雁部さん自ら呼びかけ、散歩に訪れた人々など、自由に参加してもらった。10時のスタートから16時まで、集まった人数は、100人から400人くらいになるだろうか。

会場には、家族連れ、同級生、親友同士、そして、一人で訪れた人もたくさんいた。

今回は、パラフォトに参加するビデオジャーナリストの駒崎さん、スチールカメラマンの田中さんが同行してくれた。それぞれ、このお花見を発信するために、日頃の取材力をフルに生かしてボランティアで参加してくれた。私たちの目的は、お花見に来た石巻の人々の生の気持ちを聞くこと。そして、それをできる限り伝えていくことだ。
フォーマルな発表媒体を確保してきたというわけではない。まずは自分のブログで発表したり、記念写真を撮影して被写体の家族にお渡しし、この日をスタートの日として記念すべき日としてもらいたい。
自分たち自身が、被災した人々の気持ちに触れること。そのことの大切さを改めて味わうことができたと思う。
体験しながら得たことで、石巻に愛着のある視点で伝えることができればと思う。

なぜここでお花見をしたのか、しなければならなかったのか、やってみて、どうだったか。どんな人が、どんな表情で参加し、どんな暮らしをしているか。
写真・記事・映像の発表先を探している。

お花見の写真(by:sasanoel)
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by sasanoel | 2011-05-02 04:03 | 東北
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被災者も非被災者もともに平和で楽しく暮らせる社会をめざして。2011.03.11 ご連絡、記事についてのお問い合わせ、取材依頼は筆者までメールで。sasanoel@gmail.com
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