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石巻、ボランティアに関する記事ピックアップ

石巻専修大学では、早くから単独のボランティアを受け入れてきた。
災害時の専修大学との連携が事前に約束されていたため、ボランティアの拠点がしっかりとしていたのだ。

ほとんどの被災地で、県内のみのボランティアを募集していた時期も、石巻は他都市からのフリーのボランティアが参加することができた。被害が酷すぎるため、専門以外のボランティアでなければ役に立たないのでは?などと、被災地行きを躊躇する風潮もあったが、そんな中で、石巻は、助けたいという強い意志を吸収することができたと思う。

しかし、その石巻専修大学ボランティアセンターがGWを前に受付を一時中止した。
団体ルートでの活動は指揮する人がいるが、本来、石巻の社会福祉協議会にはコーディネータが豊富にいるわけではないからだ。震災後50日が過ぎても、市内のいたるところに瓦礫や泥の山がみられ、本来はまだまだ多くのボランティアが必要とされていることは確かだが、マッチングの人手が足りない。運営する石巻社会福祉協議会のスタッフは、毎夜遅くまでボランティアセンターに詰めているが・・、疲れもあるようだ。

運営者の要望は、終始、「ボランティアは自己完結をお願いする」と言っているのを私はきいている。
このことをヒントに、今後、ボランティアに求められる役割、参加方法を考えていく必要があると思う。

「何かしたい」「助けたい」だけではダメなのだと感じる。ブラッシュアップが必要だ。
とくに、フリーのボランティアであれば、団体同様に自分自身に責任をもち、何が助けになるのかを考えて行動することができなければ、ボラセンの職員はボランティア一人一人の自我やエゴに対応しなければならなくなるだろう。
なんでも至れり尽くせりで準備してもらうことに慣れている日本人社会。準備されずには何もできないという人が多いのではないだろうか。考えてみてほしい。ボラセンの職員も被災者だ。ボランティアが被災者に迷惑をかけては本末転倒だろうと思う。

難しさもあると思うが、ここは、ボランティアとしての成長、活動の質を高めていくことが要求されているととらえるべきではないだろうか。ボランティアの活動は本来誰の制約をうけるものでもない。役に立てる可能性は無限大なのだと思う。

<記事>
社説:視点「震災後」ボランティアへ行こう=倉重篤郎(毎日新聞 2011年4月30日 2時30分)
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20110430k0000m070111000c.html

GWでボランティア大集結 受け入れ中止も(毎日新聞 2011年4月29日 22時10分)
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110430k0000m040089000c.html

麻所持の男に執行猶予 震災ボランティア考慮(毎日新聞 2011年4月26日 21時33分)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110427k0000m040135000c.html
by sasanoel | 2011-05-04 03:31 | 記事リンク