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オープンウォータースイミング教室、海の公園の週末

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6月1日(土)。元エリート・トライアスリートの滝川満弘さんにお誘いいただき、朝から海の公園(横浜唯一の砂浜、人工海浜)で、オープンウォーター教室を見学してきました。

「横浜トライアスロン研究所」を主催されている滝川さんのFacebookページの投稿で「オープンウォータースイミング教室」を知り「障害のある選手も参加しているのかな?」または「参加できるのかな?」と、問い合わせてみました。
(5月12日のパラトラを観て、生涯スポーツとして挑戦する障害のある選手がいないかな?と。)

教室の主催は横浜トライアスロン協会で、とりあえず事務局に問い合わせてみたところ、以下のような返事をもらいました。

---ここから
横浜トライアスロン協会では、障害のある方にもご参加いただける教室でありたいと考えております。
お手数ですが、以下の件について確認させてください。

参加ご希望の方はトライアスロン大会に出場したことはございますか。
カテゴリー(TRI1~6)はどちらですか。
ハンドラーまたはガイドの方はご同伴いただけるのでしょうか。
砂浜での練習に伴う器具装着時の問題はございますか。

(前後省略、そのまま抜粋した文章です。)

---ここまで

どうやら、わたしはパラトラ選手の代理で問い合わせしてきたと受けとられたようでした(汗)。。NPOの取材者という立場がすぐに理解されないのはいつものことです。
おせっかいなので、頼まれたらもちろんOKですが・・まぁ大抵は選手が自分で問いあわせすると思います。

「パラトライアスロン」は世界トップをめざすカテゴリーですが、現状、その最高峰の横浜大会は今年3度目で、まだ25名しかエントリーがありません。

一方、歴史の長い「エイジカテゴリー」(いわゆる一般の部)には、たくさんの障害のある選手も参加しています。それが、トライアスロンの良さなのだな〜と、ここ1年くらい感じていました。
障害があっても、健常でも、弱みや強みがあるなかで、みな同じ土俵で競うことができる。障害のあるアスリートにとっては、まさにやりがいのもてる競技なのでは?と、選手の想いを想像してみたり。
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話を少しずらします。
日本のスポーツがトライアスロン発祥の欧米とは違い、障害者のスポーツが健常者のスポーツと分けられて進められてきた文化があることを、愛好者は意識している必要があると思います。無自覚のなかで、区別し、エイジカテゴリーへの障害者の参加が阻まれるようなことがあってはだめだと思うんです。

トライアスロンの魅力を知る人が、このスポーツ全体を素晴らしい競技として広め、高めていくうえで、スポーツとしてバリアがあれば、自分たちの文化として再構築することが必要と思います。それを横浜の当たり前にできたらいいなというのは、パラリンピック取材者の夢ですが、そんなふうに横浜の良さとして伝えられる日がきたらいいなと思います。
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さて、この日の教室には、週末(9日)NISSAN CUP 神奈川トライアスロンに出場するという市民アスリートなど、24名ほどが参加していました。募集要項には初心者向けとなっていましたが、試合出場直前講習のような感じもありました。

当初、「初心者向けの募集なのに、障害があると、国際クラス分けが問われるのかな?」と。障害者への敷居が高いように感じたのですが、いずれにしても、参加したい人が主催者と話しあうことと思いますので、ぜひとなたか問い合わせして、イノベーターなんてじゃなく、自然に参加してみてはどうでしょうか。(そして、いざ参加するとなったときは、撮影に誘ってほしいです!)
行政や運営委員がどうできるか、正直まだわかりませんが、スタッフの中にはブラインド選手のガイドの経験のある方もおられました。帰りがけに「トライアスロンは誰にでも楽しめると思う」と滝川さんも言ってくださったのは、何より心強いことでした。

滝川さんのほか、ゲストに、ニュージーランドに16年住んでいるという、元アイアンマン・エリート選手の堀洋子さんご夫妻、ライフセーバーさんは、メッセンジャー(自転車競技のひとつ)に参加したこともある方など豪華キャスティングに思います。

トライアスロンについて教えてもらったこと
(他にもあったと思いますが・・)
・自然が相手のスポーツで、安全第一であること
・海での練習は監視員がいる環境ですること
・仲間に手伝ってもらうこと(ウェットスーツ着用時など)
・3種目を足したものではなく、トライアスロンという競技であること
・カヤックストロークが基本
・スイムでは休んでもいい(バイク、ラン対策)
・止まって目標を確認したほうがまっすぐ泳げるしパニック回避にもなる
・競泳とオープンウォーターは別もの
・楽に泳ぐ
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なにしろ、触れ合ってみるのが一番だと思います。
楽しいひとときでした。ありがとうございました。
by sasanoel | 2013-06-04 13:27 | 横浜